鈍色の夜を泳ぐ。
冷たくて痛い、細い三日月。
あたしの眼は今、砥いだばかりの牙。

この凶器は、貴方を欲しがっている。
こんなの、我が儘だと判っている。
ねえ、手に入れられないなら、いっそ。

絶対的な征服で、融解しそうな甘さと、モルヒネのような。
愛なんて言えない。
憎悪にも似た激情で、崩壊しそうな知性と、動き出す猛獣。
愛なんて癒えない。


猩猩緋の痕を辿る。
深くて熱い、細い亀裂。
あたしの手は今、従順を育てる鞭。

この時間は、貴方を揺さぶっている。
こんなの、我が儘だと知っている。
ねぇ、早く変わってくれないと、もう。

衝動的な欲望で、融解しそうな甘さと、マリファナのような。
優しくなんてできない。
殺意にも似た激情で、倒潰しそうな知性と、悶えだす猛獣。
愛なんて言えない。


動物的な本能で、際限の無い時間を、貴方を飲み干す。
全てを欲しいと強請れば、濡れた目が赦すのを知った。
アタシノモノニナッタ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

真っ赤

色の名前のほんをパラパラめくっていたら、猩猩緋(しょうじょうひ)という色をみつけました。
色の説明を読んでいたら、ぽんと浮かんできたものです。

もうちょっと練ってみようかとも思ったんですが…
あんまりいじくりたくなくて。

ちょっとえすえむちっくな姐さん。
愛して愛して、故にえすえむちっくな姐さn(ry
だから、必死。

いつかリベンジしたい。

閲覧数:112

投稿日:2008/10/02 20:31:30

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

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