忘れてなんて。


なぜだか一人きり
僕の思い込みでしかなかった
君の澄んだ声と 柔らかいその眼差し
いつか僕らが愛に辿り着いたならば 僕がそれからは
君の支えになると思っていたのに

君は僕のいない場所で 大切な人を見つけていたんだ
ためらいもなく全て話したことが 僕を置き去りにした
「忘れてね」なんて 無茶を言うね


大通りの隅で捨てられていたギターを見つけた
まだまだ綺麗だな、なんて眺めていたけど
使いきれない憧れをどうしたらいい
弱気な自分と重ね合わせ バカだな
泣くことはない

君は1人の女性(ひと)としてただ1つの愛 選んだはずだね
それなら僕は まだ見ぬ誰かに恋しても咎められまい
罪深い「自由」を手にしたよ

君を忘れようと無理に何か始めたら 壊れてしまいそう 
誰かを愛さなきゃいけないのかな? 願いは軽くて脆い
君を追うことなら最初から選ばないさ あの日決めたんだ
まだ恋の意味さえぼんやりしていた僕は 少し気付いた
「忘れない」 僕と君のために



 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

忘れてなんて。

ロカルツP様の曲に歌詞をつけさせて頂きました。
切ない恋の歌ですが、気に入って頂ければ嬉しいです。

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投稿日:2020/09/28 19:55:07

文字数:442文字

カテゴリ:歌詞

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