夜空に散らばる星を 指でたどりつなげて
自分しか知らない 星座を作るのさ

いつの日だったか
いつのことだったかな
星降る夜の この丘での話さ

幼い君は片手に 刀を持って
おびえながら僕に 振りかざしたね

星が砕けたその夜 君はわけもわからず血を求めた
赤く腫らしたその目は 深い心の傷を映していた


星は幾度も廻って 君の姿も変わった
強く折れない剣で 君は負けなくなった

それでもいまだに 僕の中じゃ君は
幼いあの日の 君のまんまなのさ

人を信じ切れずに 疑ってばっかり
泣きそうな顔した君が ほらそこに立っているよ

星を散らした女神が 朝に拾う姿を君は見てた
女神になんてならぬと そのままどこかへ走って行った


そして
ひとりになった丘の上で夢を見る
君に伝えたい言葉をつぶやいて
遥か上空の届かない星のような
今にも砕けてしまいそうな 君自身に


星が消えたその夜 戦火に飛び込んでいく君がいた
地獄を進む君に 黒く冷たい銃が向けられていた

あれは昨日みた夢で それ以外の何ものでもなくて
あの日と同じような瞳の 君を見ていた 君に抱かれて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

星をたどる

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投稿日:2012/02/26 17:51:26

文字数:485文字

カテゴリ:歌詞

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