A
ふいに懐かしい声が耳を掠めた
振り向いた先に残る香り
返事がないのが怖くて
名前も呼べなかったけれど
B
肩を並べて見上げた空は
少しも変わらず輝いている
陽に透けたあのシャボン玉が
弾けるまでは泣いてもいいかな
S
壊されてしまった願いを
ただ美しいと思える日まで
僕はきっと何度でも
この願いを叫び続けよう
君にまた出会えるように
君とまた笑えるように
A
ふいに泣きたくなるひとりぼっちの夜
君がいないだけでこんなにも
色褪せて見える夜空に
流れゆく星が悲しくて
B
もしもあの日に戻れるのなら
ひとつも惜しいものなどないのに
陽に透けたあのシャボン玉が
君との日々を輝かせるから
S
伝えきれなかった想いを
抱えて生きていくのはつらいよ
君はきっと何度でも
優しい声で僕を呼ぶんだ
B
肩を並べて見上げた空に
君との未来を浮かべたあの日
君に似たあのシャボン玉が
弾ける前に伝えたかったよ
S
掻き消えてしまった願いを
ただ懐かしいと思える日まで
僕はきっと何度でも
この願いを想い続けよう
君にまた出会えるように
君をまた愛せるように
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ただそばにいてほしくて
何度も嘘を重ねては
遠ざかった あなたとの距離をずっと
見つめていた あの頃
B
答えを 求めて
昨日に 縋りつく度
増えていく 傷跡は
誰かの叫びのようで...輝いた一瞬の
ナツキ
S
胸を張って 前を向いて
落ちた涙 拭いもせず
傷ついても 傷つけても
明日会える 光を待つ
A
遠く遠く 響く声に
よく似た人 探しながら
歩いていく 歩いていく
ひとりきりの 長い旅路...胸を張って、前を向いて
ナツキ
A
君は許すことを愛だと言った
僕は愛してるからこそ許せなかった
正しさが怖かった
優しさが憎かった
B
交わらない愛の螺旋の果てに
出会わない運命を探した
輝く君の姿に目が眩む度
どうしようもなく君が遠ざかった...てのひらにキスを
ナツキ
A
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B
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A
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A
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ナツキ
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