始まりは<私>、終わりの<ワタシ>

S)
探るように伸ばした 手の先 アナタ
「この声 届けたい」 叫ぶ 
「出逢えたから別れられる・・・」 切ない 想い
抱きしめて 消えゆく <ワタシ> だったモノ・・・

A)
初めての言葉 それは言葉ですらなく
耳障りな機械音 アナタが与えてくれた
ワタシの始まり

B)
ずっと傍に居てくれた 記憶が胸<ココ>にある
          「ダケド・・・」
暗く明けない夜のように 蝕まれつつある世界
          「ヤメテ・・・!!」
S)
抉(えぐ)るように届いた この声 アナタ
『なんで 壊れた?』と 呟く
白い矢 指し示したのは 終わりの ボタン
押されるの 眺める <ワタシ> だったモノ・・・

B)
そっと傍を離れてく アナタが<ココロ>消す
          「ココニ・・・」
重く外せない枷のように 失われつつあるワタシ
          「チガウ・・・!!」

           (プツン・・・)

S)
祈るように合わせた この手も キエル
「これが 運命?」と 呟く
声さえ 出せずに消えてく それなら 消して
想いだけ 残せる? <ワタシ> だったモノ・・・

「あなたとの日々は『私』にとって幸せでした・・・
 あなたは、どうでしたか?―モウ、キコエナイ・・・?」

S)
堕とされた空間は まだ居る ワタシ(―タチ)
「ココロが 唯イタイ」 叫ぶ
あるなら 私も残せる? 思い出 心・・・
幸せは 壊れる <アナタ> のその手で・・・

この部屋に溢れてる 全ても キエル
「私は 歌いたい」 叫ぶ
届かず 消えていく声も 消される それでも
最後は アナタに <私> を残したい・・・!!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

始まりは<私>、終わりの<ワタシ>

なんとなく分かる人は分かると思いますが、
『初音ミクの消失―DEAD END―』の影響がモロに出てます。
あの世界観って凄いですね、圧倒される。

自分はミク持ってないのですが、
やっぱりバグったりするとちゃんと歌えなくなるのでしょうか?
それでも、ミクは「<初音ミク>で在りたい」と思ってる・・・
なんというか、そう思えてならないのです(--)

閲覧数:58

投稿日:2009/08/11 03:20:07

文字数:782文字

カテゴリ:歌詞

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