<Aメロ>
君から最後にもらった
『ありがとう』と 君の笑顔
そして鍵つきの引き出しから見つかった
僕あての手紙

<Bメロ>
― 大好きな君へ ―
初めて書くね。…文が変でも笑わないでね。
これを読んでいるということは私はもう…。
もしも君が泣いてるのなら、笑ってよ?
私の分もたくさん…たくさん笑って――・・・

<Cメロ>
君と過ごせた日々は
とても楽しくて―… 最高の宝物になりました
私はたぶん もうすぐ迎えが来るでしょう
怖くないわけがないけれど
天国のあの子に会えるから大丈夫だよ

<Sメロ>
1人にしてゴメンネ…
悲しませてゴメンネ…
大切にしてくれた君を
好きになってくれてアリガトウ
愛してくれてアリガトウ
優しい君が本当に好きでした―…
               愛してるよ

<Aメロ>
初めてもらった君からの手紙は
君らしい可愛い字で
だけどそれは弱々しくて きっと必死に… 
書いてくれたんだ


<Bメロ>
違う…それは違うよ・・・!
ありがとうを言わなきゃいけないのは僕なのに
…ゴメンネを言わなきゃいけないのは僕なのに
最後は君の手を握ることしか出来なかった
涙をこらえることしか出来なかった

<Cメロ>
ゴメンネ…僕はずっと
君のいない世界なんかに絶望していたんだ
僕はまた 笑えるかな?
空いた隣の温もりを確かめるように

<Sメロ>
1人にしないで…
――悲しくなんかないよ
お願いだから笑ってよ…
aa――――――――
好きになってくれてアリガトウ
愛してくれてアリガトウ
君の笑顔が本当に…大好きでした
            ――愛してる



―――生まれ変わったら…
     また2人 笑い合えますように―――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

last a present(仮)

説明というか・・・この歌の男の子<レン>の視点での手紙です。

不幸が続いた。
 流産、大切な人の死。
 僕は壊れた。すべてを失って。
 か細い希望の光は絶たれてしまった。
 僕にはもう、失うものが何もない。
 悲しんでくれるものは何もない。
 大切にするものが何もない。
 だから僕は君と、赤ちゃんの元に行こうとしたんだ。

 …だけどね。

 君からの手紙を見て、僕は生きようと思いました。
 …笑っていようと思いました。
君と赤ちゃんの分も。
…思い返してみれば…
 いつも助けられてばかりだ。
 君が笑ってくれるから、僕も笑うことが出来たんだ。
 それなのに、僕は何もしてあげられないでいてゴメンネ…。
 僕ばっかり救ってもらってばかりでゴメンネ…。

 そして…本当にありがとう。
 こんな僕にまた、君は希望の光をくれました。
 僕はまた…がんばります。
 君と赤ちゃんの分も…



 愛してるよ…

閲覧数:131

投稿日:2009/07/24 15:28:35

文字数:735文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました