#27-2「かわりにみんなを守らなきゃ」



ミクとリンが自室に戻った後、続々と自室に帰っていった面々

そして、リビングにがくぽとルカだけになった



「がくぽさんも、怒ったりするんですね」


ルカががくぽにお茶を出して、そういった


「はは…面目ないでござる。2人がいない今、拙者がみんなを守らないといけないと思ってしまって……」

「いえ、謝る必要はありません。かっこよかったですよ」


ルカは笑顔でそういった


「あ、ということは、がくぽさん、私も守ってくれるですね」

「え?!あ、いや!その!」


その一言に動揺するがくぽ

思い返せば、今日一日中、ルカと一緒に行動を共にしていたがくぽ

メイコをさがすという使命感や、みんなを守るという責任感から、ルカと一緒にいても、動揺したりすることがなかったがくぽが、お茶を飲んで一息ついたら、急にドキドキしてきていた


「あれ?ちがうんですか?みんなの中に私は入ってないってことですか?」

「あ、いや!!入ってるでござる!もちろん、ルカ殿も守るでござる!!」

「ふふふ、そうですか。よかったです。なら、安心です」


ルカの眩しいほどの笑顔ががくぽに向けられていた


「メイコさん達が帰ってきたら、今度は私だけを守ってくれませんか?」





ん?あれ?いま?

がくぽは耳を疑った


「え?ルカ殿…今…なんと?」

「ふふふ…一度だけです」


そういって、ルカはがくぽの頬に口づけをした


「これが私の気持ちです」


がくぽはその後、幸せそうな顔をしたまま、その場に倒れた






















翌日の朝方

カイトは、ようやく心当たりのある場所に着いた


ここはかつて、2人で待ち合わせをした場所

僕が初めてめーちゃんと呼んだ、この場所

めーちゃんと初めて出会ったこの街

僕の生きる希望を与えてくれた、めーちゃんと出会った場所




みんなと出会う前の【孤独だっためーちゃん】が、その時、どこにいたのかは知らない

だから、ここが僕の知っている中で、唯一、【孤独なめーちゃん】を見た場所



ここに彼女がいる保障はない

むしろ、いない方が確立的に高い

それでも、僕は彼女を見つけ出したかった

どうしても…


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#27-2

なんと!不意打ちルカさんwww
かわいいなぁwルカさんww
なんておちゃめなんでしょうww

まさかのカイト達の前に、がくルカ編が完了ww

そして、カイトがメイコを見つけたい理由とは…まぁ…うん、わかるよねw

閲覧数:621

投稿日:2012/03/07 21:04:20

文字数:971文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • june

    june

    ご意見・ご感想

    ルカさん最高だw

    インタネ家はみんな幸せそうな顔で気絶する……とw


    やっぱり〆は年長組か!

    2012/05/31 18:54:17

    • しるる

      しるる

      この時のルカさん、ほんっとにかわいいww
      やばいな…こんなの実践出来っこないけどwww

      たしかに!グミもリリィもだ! 初めてしったwww←

      2012/06/01 02:05:48

  • 中野めけ。

    中野めけ。

    ご意見・ご感想

    カイト!
    めーちゃんを見つけてくれ!
    じゃないとさみしい!
    (カイメイが居なくて・・・・)

    2012/03/09 17:07:39

    • しるる

      しるる

      次回!カイメイ・クライマックス?ww

      カイトとメイコがいないと色々成立しなかったわけで…
      私にとっても必要な二人!

      2012/03/09 20:16:41

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