１、君が好きだった　花のお茶　　　
　　甘い香りが　お気に入り　　　　　
　　窓際に咲く　花の香り　　　　　　
　　君がいなくて　水不足ね　　　　

　　冷蔵庫には　甘いもの　　　　　　
　　お休みの日は　焼き菓子を　　　　
　　いつだって隣に　花の香り　　　　
　　君がいなくて　痩せ細るわ　　　　

　　部屋の色も　花の色も　　　　　　
　　何一つも　変わりはない　　　　　
　　何一つも　変わりはしないのに　　

　　なのに悲しい　ねぇどうして？　　
　　君が見えない　ただそれだけ　　　
　　なのに切ない　ねぇどうして？　　
　　何が一番　悲しいって　ねぇ　　　
　　君がいないのに　美味しいこのお茶

２、君が好きだった　鳥の声　　　　
　　唄っているようで　お気に入り　　
　　庭の木の枝　小さなおうち　　　
　　君がいなくて　広すぎるわ　　　　

　　空の色も　海の色も　　　　　　
　　何一つも　変わりはない　　　　　
　　何一つも　変わりはしないのに　　　

　　なのに苦しい　ねぇどうして？　　
　　声が聞けない　ただそれだけ　　
　　なのに淋しい　ねぇどうして？
　　何が一番　苦しいって　ねぇ
　　君がいないのに　唄える小鳥

　　何一つも　変わりはしないのに

　　なのに悲しい　ねぇどうして？　　
　　君が見えない　ただそれだけ　　　
　　なのに切ない　ねぇどうして？　　
　　何が一番　悲しいって　ねぇ　　　
　　君がいないのに　美味しいこのお茶
　　何が一番　憎らしいって　ねぇ
　　君がいないのに　泣かないこの私

　　泣けないこの私