目を開けると映る 見慣れた街並み
黄昏の風が 音も無く過ぎ去った
今日もまた私は 同じ空想(ゆめ)を繰り返す
酸いも甘いも 全て私の感情(こころ)次第

宝石散りばめた 宵の交差点
街灯が灯ったら あの子と待ち合わせ
坂道を登って 裏庭を通って
手を伸ばす 辿り着く 秘密の丘へ

箱庭の語り手 永遠の主人公
人形を抱き締め 歌うお伽噺
砂時計を回す 私の意のままに
僅かな綻びを抱きながら

頭に浮かぶのは いつかの旋律
黄昏の風に 残り香は何も無く
今日も相変わらず 同じ遊戯(ゆめ)を繰り返す
脚本 演出 全て私の気が赴くまま

水面に揺らめく 狭霧の幻よ
忘れ得ぬ面影探して 旅人は彷徨う
【彩る紫陽花 煌めく万華鏡 夢想の最果て 惑いの蜃気楼】
【手繰るは言の葉 色無き五線譜 現身は迷宮を揺蕩う】

箱庭の紡ぎ手 刹那の影法師
想い馳せた先で 微笑むのは、誰?
砂時計は廻る 同じ時の中で
それが虚構だと知りながらも

何度も何度も繰り返した物語
描いて演じて 消してはまた始めから
幾つも幾つも巻き戻した夢語り
果たして本当に 自分が望んだものか?

何度も何度も繰り返した作り物
とっくに分かってた あの日々が幻だと
あの子は私の最初で最後の“空想のお友達(イマジナリーフレンド)”
【幻影の護り手 記憶の深層】
【移ろい変わりゆく 泡沫の世界にお別れを】

微睡みの箱庭 絵空事の世界
白む夜明けの空 薄れゆく幻想

鏡合わせの夢 滲む極彩色
迷い子の手を取り 笑う絡繰人形(マリオネット)
砂時計を置いて さぁ目醒めましょう
あるべき現実(せかい)へと帰るために……

さよなら いつかの日々 思い出 忘れ形見
もう帰る事も無い 砂時計は戻らない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Lost Sandglass

「Lost Sandglass」の歌詞です。

所々メインとコーラスで違う歌詞を歌っております。【】で括っている部分がサブ歌詞です。
魔法のような何でも出来ちゃう物語、自分だけの楽しい世界に夢中になっていたとしても、いつかは現実へと目覚めてしまう……という子供ならでは(?)の一人遊びの切なさを意識してみました。
ちなみにですが、この曲の「砂時計」は時間経過の象徴であり、空想の舞台装置でもあり、そして夢物語に至る魔法の鍵のような意味合いになっています。

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閲覧数:406

投稿日:2020/12/26 16:46:25

文字数:733文字

カテゴリ:歌詞

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