【A】
白い雪を彩る
赤い緋い水溜り
傍に佇んでいるのは
虚ろな目をした少年

【A'】
白い筈だった着物も
今は紅く染まってた
傍に転がっているのは
無残な肉塊

【B】
「仕方ない」「仕方なかった」
そう彼は呟いた
震えを必死にごまかして
「過程」は憶えてなくても
足下の「結果」と
消えない「緋」が
彼を闇へと引き込んだ

【サビ】
もがいてももがいても
絡まる黒い影
伸ばした手は届かず
唯 空を掴むだけ
叫んでも叫んでも
遠退く白い光
全てを失くしたとき
何が変わるだろうか?

【A】
黒い夜を彩る
白く鋭い煌めき
闇夜に舞い踊るのは
冷たい目をした青年

【A'】
穢れを知らなかった手は
消えない血(あか)で染まってた
振り返ればそこには
多くの犠牲

【B】
「悪くない」「命令だから」
そう彼は呟いた
自分に言い聞かせるように
「過程」は少しずつ彼を
確実に「結果」へ
消えた「光」が
全てを物語っていた

【サビ】
もがいてももがいても
何も変わらないなら
手を伸ばすことさえも
嗚呼 意味のないこと
叫んでも叫んでも
誰も気付きはしない
全て諦めたとき
何が残るというのか?

【C】
何を望もうとも
所詮彼は籠の鳥
わずかな希望さえも
持つことは許されぬ
何を悔もうとも
二度と過去に戻れない
振り返って辛いなら
感情を殺してしまえばいい

【サビ】
殺しても殺しても
何も思わなくなった
心を持たない彼は
そう まるで人形
奪っても奪っても
表情は変わらない
笑い方も忘れた
彼は悲しき暗殺者

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【オリジナル】闇に呑まれた者【曲も募集】

主の命令で暗殺を余儀なくされた少年
増え続ける犠牲者と、消えていく心
彼は一体どこに向かっていくのか…

物語っぽい詞を書きたくて足りない頭を絞って書きましたw
イメージ的には3拍子くらいでしょうか?
弐星は曲を作れないので、曲を作ってくださる方募集してます
「仕方ないな」という方は、ぜひ一言お願いしますw
動画投稿可です。

閲覧数:93

投稿日:2009/06/24 23:25:05

文字数:660文字

カテゴリ:歌詞

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