古錆びた闇 静寂の部屋
壊れ欠けたオルゴール
瞼を閉じる

午前零時の 衣擦れの音
揺れる灯影 よぎるまぼろし
君のささやき

透き通る肌 細い指先
舞踏会の幕が開く 
影絵の中で

萌え出ずる春の日々
ふたり見た夢は
今も僕を囚えて

喪失を奏で 悲しみを踊る
まだ君をここで待つ 幻燈ワルツ


古錆びた闇 静寂の部屋
時は止まる 君は微笑う
あの頃のまま

終わることない 祈りのワルツ
指を伸ばす 僕もそこへ
もうすぐ そこへ

黄金の夏は往き
忘れえぬ恋に
今も僕は苦しむ

追憶の瞳 闇に舞うドレス
まだ君はここにいる 幻燈ワルツ

降り積もる古い時
置き去りの孤独
閉ざされた永遠を さまようひとよ

さあ踊れ 死の舞踏 君の手をとろう
誰もいない真夜中の 幻燈ワルツ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

幻燈ワルツ-Phantom Waltz-

閲覧数:89

投稿日:2018/02/08 21:39:16

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

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