鏡の悪魔Ⅲ 7

投稿日:2009/08/11 23:27:25 | 文字数:2,063文字 | 閲覧数:485 | カテゴリ:小説

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こんばんは!リオンです。
今日の要約!(←コーナー名みたいになってる
『レオン家の紅茶うめぇ』
わぁ!わかりやすいなぁ。バナナでもわかる!(?)
えー…明日は朝八時半に出発で、夕方に着くんで…投稿ムリですね。
明後日はできると思うので!!あ、ついでに明後日も帰るんでムリかな?
なので、また明後日!

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TEXT
 

                 -不満-
 ――何も。
 可笑しい、何もおきない。
 ただレオンの住んでいるという館に入って、客間に通されるとすぐにリンやレンと同じくらいの年齢であろう、長いストレートの髪の少女が紅茶を入れたポットと四つのティーカップを持ってきた。
 怪しいくらいに何も起こらず、初めて会う少女にも何も感じない、何も。
 ポットやティーカップと同じようながらのソーサーを大きなテーブルの上に並べ、その上に一つ一つ、音を立てないように静かにティーカップを置いていく。全員の前にソーサーとティーカップが並んだことを確認してから、少女はポットを手にし、ティーカップに紅茶を注ぎ始めた。
 まずはリンのカップに紅茶を注いで、
「お砂糖とミルクと、レモンがありますけれど…どれが?」
「ミルクがいいな」
「待っていてください。――貴方は?」
 少女がいきなりレンのほうを向いて、質問をしてきたものだからレンは少し驚いて、ドキッとしてしまった。
「え?あ、砂糖だけで。一つでいいから」
「そうですか。レオンはお砂糖――四つ?」
「五つ」
 どうやらレオンは超がつく甘党らしい。盆を下げにいったローラはしばらくしてからミルクの入った小さな銀色のカップとシュガースティックを数本、それから白い小さな皿にスライスされた一枚のレモンが運ばれてきて、ミルクはリンのティーカップの横にスプーンとともに置かれ、運ばれてきたスティックシュガーの内一本はレンに、残りはすべてレオンのティーカップに添えるようにそっと置かれた。
 そうして自分のティーカップの横にレモンを置くと、ローラは満足げに微笑んで見せた。
「どうぞ、冷めないうちに」
「とてもおいしそう!いい香り」
「美味しいよ。ねぇ?」
「…」
 ミルクをそっと入れて、スプーンでかき混ぜてからリンは香りを楽しんで紅茶を口に含んだ。ふんわりと爽やかな香りが口中に広がり、ミルクのまろやかさとよく合う、すっきりとした紅茶だった。
 それにミルクもくどい濃さではなく、濃厚で、かつ後を引かない。ミルクのほうも結構なものを使っているのだろう。
「美味しい!ねえ、レン…レン?」
「…」
「レン」
 小声で呼びかけて、リンはレンをそっと小突いた。
「…ん?何?」
「どうしたの?全然口つけてないでしょ」
「あ、いや――なんでもない」
「…そう?のまないなんて、もったいないよ。とっても美味しいのに」
 進められて断れなくなってしまったレンは、スティックシュガーの口を開けて、そのまま紅茶の中へと入れてスプーンでかき混ぜた。少し濁った部分が紅茶に溶けて紅茶と混ざって均等に透き通って、底にたまっていたざらざらの砂糖も無くなっていた。
 少し疑いながらも、紅茶を口に運んだ。
「どう、おいしいでしょ?」
「…」
 無言のままこくこくと頷いてみぜた。
 それにレオンは満足そうに笑って見せると、時計に目をやった。
「あ。そろそろお昼だけど、帰ったほうがいいんじゃない?」
「うそッ」
「…ふー。帰ろう帰ろう」
「じゃね!レオン君、ローラちゃん!」
 そう言って館を飛び出したリンに、レンは喜んでついていった。
 帰り際、レオンが紅茶に口をつけていないことに気がついた。

 結局、館に帰ってからリンとレンはメイコとルカにお仕置きをくらうことになった。と、いうのも、この家族の中での鉄則では時間は厳守、一応携帯電話で十二時に帰るとメールをしておいたのだが、どうもその時間に間に合わず、二人は昼食の量が激減した。
「母さん、もっと!」
「時間を守れない子にあげるものなんてありません!」
「ケチ!」
「自業自得!」

 不満といえば、不満ではある。
 ここで相手が何かしらの行動を起こしてくるだろうと思ったのだ、それを裏切られて、レンは落胆していた。
 しかし、気になるのはレオンの紅茶だ。
 自分が進めておきながら、自分が一切口をつけないとは全く可笑しな話で、もしや何か、薬のようなものを入れていたのではないだろうか?と思わせる。
 しかし、今のところは何も症状といった症状は現れていない。ただの考えすぎか、あるいは即効性のない持続性の薬、もしかすると自覚症状の出ないものなのかもしれない。
「・・・!?」
 声。
 声が出なくなって…
「レン、お使いなんだけど、手伝って!」
「…」
「レン!口パクじゃわかんない!ふざけてないで、早く!」
「………」
 あせったように口をパクパクと動かすレンに、やっとリンも気づいたらしく引きつった笑みを浮かべて、レンを指差した。
「もしかして、声が…でなく…。嘘…」
 嘘ではない。
 いや、これは悪夢だろうか。
「今、母さん達を呼んでくるから、待ってて。――母さん!」
 そう言って走っていくリンを見ていたレンは、ふと視界の端が少しずつぼやけていっていることに、やっと気づき始めた。そして、完全に意識できたときには、視界の全ては暗く深い闇に閉ざされていた。

リオンといいます。よろしくお願いします!
気が合いそうだな、とか思う優しい方はどうぞメッセージでもなんでも!!
一応プロフィールを↓
[性別]
女。
でも中身はだいぶ男が混ざっていると思う。

[年齢]
第一志望校合格しました!
一番近くの高校にいけます…。よかった。
でも結局中学校三年間ほぼ勉強しなかったな…。

[性格]
男勝りですが、こういうところでは結構きちんとした言葉使いだと思います。
好きなことはイラストを描くことで、投稿しようとしたんですが…。サイズとかなんだとかで訳が分からず断念…。
異性とも同姓とも仲良く出来ます!!
たまにお母さん的発言が出たり、吸血鬼みたいなことを言い出します。
「やめなさい!!」とか、「血、なめたい」みたいな。

[好きなボカロ]
全体的に好きですけど、特にすきなのはルカ・リン・レンです。

[UTAU]
最近、パソコンで使えるようにしました!!
大量にDLし、親に呆れられました…。

[その他]
最近、友人がボカロを聞いているうちにロボ声になったという話を聞いて、少しうらやましいと思ってしまったり、「瞳を閉じて」の前奏で「リナリア」を思い浮かべてしまう、末期症状患者です。
小説には誤字脱字が多く、リンレン小説ばかり書いています。
たまには別のキャラが主人公のも書いてみたいと思いつつ、ネタ切れ気味です。

ルカ、リン、レンは俺の嫁…ていうか、むしろその三人は俺でいいよ。もう。

最近の出来事。
○気付いたことですが、死別ネタがおおいですなぁ。
○声を作って歌ったら、ボカロっぽい声だな、って友達に言われたよ!やったね!!
○晴れて投稿四百個突破です!ありがとうございます!
 しばらくは何度か間が空くこともあると思います。ご了承ください。
○ブログと言う名の妄想のはけ口作りました↓
         http://sky.ap.teacup.com/kamuzo/
○月・水・金曜日は塾があるので、不定期に投稿を休むことがあります。すみません。

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作品へのコメント1

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    ご意見・感想

    こんばんは、みずたまりさん。
    今回の返答『レオン家の紅茶は危ないでしょ』。
    私も、結構好きです♪アールグレイとか、ダージリンとかですかね?

    レンの声が消失!!まさに、かも知れません!!(ぇ
    砂糖に仕掛けられていたら確かにレオンは飲めませんね…。
    何かみずたまりさんは勘がいいようで…。
    あれ、それ私じゃね?六本も入れた覚えはないですけど、結構入れた記憶があります…。
    ま、別人でしょうね★

    2009/08/12 22:18:55 From  リオン

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