暗闇の森の奥へと　一歩ずつ進む影を
見えぬ道を照らすのは　揺れる小さな灯火
「何を求めここにいるの？」
答えを知る者はいない
終わりなき旅の果ては　何が待つのか見えなくて

冷たい風が頬を撫で　木々の囁き響く中
足音だけが頼りで　孤独の中に彷徨う
踏み出すたび揺れる心　何処へ行くかは知らずに
草の根に阻まれても　歩みを止めず

進むべき道は何処に？　闇が心を包み込む　
彼の歩み止まらぬよう　揺らぐ灯火を手にして
手探り　進む　その旅路　何も答えが見えずも
ただ歩き続けるだけ　消えることなく

夜明けの兆しは見えず　足跡を残し進む
希望が闇に散っても　彼は進むことを選ぶ
月明かりさえ頼れない　道なき森の奥深く
その歩みは止まることなく　見えない道を進む
その灯火が消えぬよう　孤独と共に行く先
彼の目に映るものは　見えぬ未来　霞む影
過去も未来も霧の中　彼は光を探して
迷いの影が増すほど　声が聞こえる

闇の奥で手招いている　影が彼を誘うよう
迷いの中に立ち尽くし　答(かい)を求め続ける道
遠く霞む星々の　光がまだ届かず
霧と共にに消えてゆく　目印となる足跡も　
「何を求めて歩むのか」　闇が彼を試す度
迷いの声囁くも　彼の足は止まらずに
進むべき道はどこにある　終わりなき旅は続く
輝く星が見えるまで　道を切り拓く

彼が歩む全ての旅が終わるのか

孤影の灯が照らし出す　見えぬ道を進む旅路
たどり着く場所は何が―　何が待つのか知れぬまま
霧が晴れ　時が過ぎて　何があろうと進み行く
彼の見つけた答えは　この道の果てに