「リンちゃん…大丈夫かなぁ…」
ミクは座ったまま、辺りを見渡していた。
「レンくんも…」
俯いたミクが、疑問を抱く。
どうして、リンちゃんの携帯が?
何かの見せしめ?
ミクは血溜まりを見る。「いい気分ではないけれど…」
ミクは血溜まりへと足を運ぶ。
そして、手を触れる。
「……!!」
さらっとした感覚。
あの鼻をつく臭いがしない。
「絵の具…?」
出し過ぎてしまった絵の具の様。
血じゃない…!!
ミクは走り出した。

「ごめん…」
リンは数歩歩いて、立ち尽くす。
「大丈夫か」
レンが側に駆け寄る。
「うん…」
そこに、声を聞いてやってきたミク。
「リ…」
「初音を懲らしめるんだろ?」
「…え?」
ミクは思わず木の陰に隠れる。

「憎かった…俺達の歯車を狂わした緑の女を倒すんだろ?」
「…」

「レンくん…?」
小声で呟くミク。
「あの女のせいで、私も、レンも…」
「リンちゃん…?」
「許せない!!」

「はぁ…はぁ…」
ミクは逃げ道を探していた。
殺される…!
ミクはとりあえず走った。
そして、矛盾に気がついた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

リンレン物語ー復讐ーcase7 解いてヤンデレ注意

グダグダっす(´・ω・`)

閲覧数:385

投稿日:2009/01/29 19:41:17

文字数:463文字

カテゴリ:小説

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