松に絡みし 藤の花 宵風揺れる 長き房
扇翳して 舞乙女 楽の音流る 春の宵

空に掛かるは 朧月 燃える篝火 揺らぐ影
白檀薫る 舞扇 紅の色房 金の鈴

舞い踊れや 舞い狂へ 今宵ひととき 笛の音響く
舞い踊れや 舞い狂へ 春の暮 妖し夜の 泡沫の夢

 
花房長く 咲きし花 色合い深し 春の花
艶やかに舞う 舞乙女 髪を飾るは 銀の華

水面に散りし 藤の花 川面彩り 何処えと
薄衣纏い 舞乙女 絹の柔肌 艷めかし

舞い踊れや 舞い狂へ 今宵ひととき 琵琶の音響く
舞い踊れや 舞い狂へ 春の暮 妖し夜の 泡沫の夢

舞い踊れや 舞い狂へ 今宵ひととき 琴の音響く
舞い踊れや 舞い狂へ 春の暮 妖し夜の 泡沫の夢



【文字数】
まつにからみし ふじのはな よいかぜゆれる ながきふさ
おおぎかざして まいおとめ がくのねながる はるのよい

そらにかかるは おぼろづき もえるかがりび ゆらぐかげ
びゃくだんかおる まいおおぎ べにのいろふさ きんのすず

まいおどれや まいくるえ こよいひととき ふえのねひびく
まいおどれや まいくるえ はるのくれ あやしよの うたかたのゆめ


はなふさながく さきしはな いろあいふかし はるのはな
あでやかにまう まいおとめ かみをかざるは ぎんのはな

みなもにちりし ふじのはな かわもいろどり いずこえと
うすぎぬまとい まいおとめ きぬのやわはだ つやめかし

まいおどれや まいくるえ こよいひととき びわのねひびく
まいおどれや まいくるえ はるのくれ あやしよの うたかたのゆめ

まいおどれや まいくるえ こよいひととき ことのねひびく
まいおどれや まいくるえ はるのくれ あやしよの うたかたのゆめ


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

泡沫(うたかた)の夢

絢爛と咲く満開の藤の花の下で、艶やかに舞い踊る美しき乙女
誘われるまま宴に加わり、盃を重ねた
酔いしれる中、絹の褥で乙女を抱いた夢を見た
目が覚めると、宴の跡は消え去り立ち枯れた松と咲き誇る藤の花が
朝靄の中で佇んでいた

10/29 追記
違和感があったので、歌詞の一部を変更しました。
そしたら脳内で民謡風ド演歌が流れて、ついでに合いの手まで入り歌詞の内容とは程遠いモノになってしまいました。
どうしましょう?。゜(゜´Д`゜)゜。

10/31.追記
流石にド演歌はまずかろうと再度見直していたら、今度は絢爛豪華な
ステージでスタンドマイクの前に立ち、ド派手な着流し姿で歌う殿の姿が
頭から離れません。
誰か助けてくださいm(__)m

閲覧数:515

投稿日:2011/10/29 01:33:17

文字数:743文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました