砕け落ちる現実を いっそ壊してしまいたくて
絡まる残骸に怯え 退いた腕でグラスを割った

どんなに醜くてもいいから
飛びたいと願ったのは私 なのに
駆け上がることの息苦しさに
絶えられず突き放した腕が ほどける

青い空 焦がれて 涙
何て美しい理想だったろう
手に入れた 機械仕掛けの 翼
今は私を宙に括りつけるだけ

散り終わるその間際に 背を向けた私が言った
「それでいいの、本当に?」 頬骨に伝う涙 確かに見た

願いとどんなにかけ離れてても
望む場所はそこにあると 信じて
ここまで這い上がってきたんじゃないの?
ほどけかけた腕が青色の空を 掴んだ

終わりたい 願って 涙
綺麗な世界でしか瞳をひらけない
それでも 傍にいる もう一人の
自分の確かな背中は見えてるよ

世界は綺麗なだけじゃないよ
醜くて汚くて叩き落とされることもある
だからこそこの溶け出しそうな身体が
どこまで高く昇れるか確かめてみたいんだ

青い空 焦がれて 翼
広げれば背中の「私」が笑った
二つ 影 重なり合って ほら

絶望の時代でも 空はこんなにも青い
哀しみの時代でも 僕らには翼がある

それだけで十分飛んでいけるんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アイ・キャン・フライ

今回も作品をお借りして制作させていただきました。この歌詞の元になった、sらいすさんの素晴らしきイラストはこちら→http://piapro.jp/t/usjh
しかしこの相変わらずの残念文章力、申し訳ないです。イラストにほんの少しでも見合うものになっていれば幸いです・・・ドキドキ

識って 逃げて ようやくあなたを思い出す

閲覧数:308

投稿日:2011/05/03 00:33:27

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

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