題: Re:cycle

A1
手を繋ぎながら　歩いた帰り道
あの頃の僕ら　今では思い出で

石を蹴りながら　一人で帰る道
この頃の僕は　後悔だけしてるよ

B1
僕が思いつく物は　どれも言い訳ばかりで
君が望む言葉を　何も言えなかった

S1
君と居たはずの　時間を何に使えばいい
顔を上げてみれば　いつもそばに居たから

君の何もかも　忘れて笑顔で過ごすには
時間が掛かるけど　それで構わないよね
まだ　忘れたくないんだ

A2
この部屋の中で　二人で寄り添って
将来の事も　たくさん話したね

この部屋の壁に　一人で寄りかかり
携帯を握る　写真を眺めながら

B2
さよならと告げる声は　少しだけかすれていて
涙を流す君は　最後に微笑んだ

S2
君が居たはずの　椅子に腰掛けてみたけれど
泣かせたわけなんて　解るはずもなかった

君に見えていた　景色に僕はどんな風に
映っていたのかな　隣りに居るだけでも
ただ幸せだったんだ

S3
君と見るはずの　未来は何処に消えていった
知らないうちにいつ　崩れ出していたのか

君の微笑みが　今でも夢に出てくるんだ
どんなに伝えても　そばに居られないけど
もう　間に合わないけど

けど　ありがとう