可憐な花を 髪に添えるの
まだね、ほら 照れ隠して下を向くの
それでも って同じ色を探して
その胸に秘めているものに気づかずに

硝子に差す陽が 揺らいで眩しくて
透かして見てと近くで そっと背中を押すの

踏み出した 世界は煌めいていて
少しだけ 竦んでしまうけど
揺らめいた フリル 髪飾り
そっと花を添える
こんなにも 愛おしくなって
君の方にそっと寄り添うの

鏡に ふわふわとそよぐ
さあね、ってね はぐらかして笑うけど
探してる 今までの自分と
既にふれているものに気づかずに

そよ風になびく葉が やりきれなくなって
あの日抱いていた気持ち 忘れちゃっても

やっと見つけた 待ち切れなくなって
そっと囁いてみた「君がいてくれるから」

振り返る 目の前は綺麗だなんて
また同じ 顔をして君の横にいる
やっと 気づけたよ 私の方こそ
包んだ 思いを持って
君とずっと寄り添うの

真新しいショーケース 透き通る黒いドレス
探してる それとなく
試してる どれとなく
やっと きっと でもちょっと待ってね
それと これと どれにしよう
澄ましてみる 鏡の奥
そっとさわってみた

駆け出した 世界はさざめいていて
遅れないように しがみつく
サザンカの散る その前に言いたかったんだ
また同じ この場所で
少し照れくさそうな君と

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Palettes

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投稿日:2019/01/27 00:05:26

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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