アナザーワン:ロミジュとエットリオ
ああ、ロミジュ お前はどうして
ああ、エットリオあなたはどうして
あなたでなければならなかったんだ
アナザーワン:ロミジュとエットリオ
1
ありきたりな 失恋の話を
聞いた妄想がちな乙女は
勝手に童話の続きを
作ってみたのさ
ロミジュとエットリオ
ふたりはくるくる
自己陶酔の上でまわる
ロミジュとエットリオ
ふたりはくるくる
ありきたりの上で踊る
そりゃ自由さ いわゆる妄想
作った妄想がちな乙女は
勝手に童話の続きを
売っちまったとさ
ロミジュとエットリオ
ふたりの複雑な恋は
ロミジュとエットリオ
ふたりはくるくる
破られて道端へと
道端死体劇場
ふたりの恋は永遠に実らない!
『あぁかわいそうなエットリオ
パクりだったばっかりに
ハッピーエンドに到達できなかった
人びとは少女を批判したが
ロミジュとエットリオだけは
かわいそうかわいそうと
涙されたのだ』
アナザーワン:ロミジュとエットリオ
ああ、ロミジュ お前はどうして
ああ、エットリオあなたはどうして
模倣じゃなきゃダメなんだ
2
ありきたりな 失恋の話を
書いた渦中の乙女は
勝手に作家をきどって
作ってみたのさ
ロミジュとエットリオ ツー!
ふたりはくるくる
自己陶酔の上でまた回る
ロミジュとエットリオ アナザー!
ふたりはくるくる
はた迷惑の上で踊る
そりゃ自由さ いわゆる創造
作った妄想がちな乙女は
勝手に童話の続きを
売っちまったとさ
ロミジュとエットリオ
ふたりの乱雑な恋は
ロミジュとエットリオ
ふたりはくるくる
干されて道端へと
道端死体劇場
ふたりの恋は永遠に実らない!
アナザーワン:ロミジュとエットリオ
ああ、ロミジュ お前はどうして
ああ、エットリオあなたはどうして
書かれなければならなかったんだ
3
ありきたりな 失恋の話を
聞いた妄想がちな乙女は
ついに国から追放
あれを書いたせいさ
ロミジュとエットリオ
ふたりはくるくる
聖夜に空をまわる
ロミジュとエットリオ
ふたりはくるくる
乙女の妄想で踊る
だけれど気取りさ いわゆるシンデレラ
作家の妄想がちな乙女は
悲劇のヒロイン 気取りさ
理解されない天才は
ロミジュとエットリオ
ふたりの単純な恋は
ロミジュとエットリオ
ふたりはくるくる
飽きられて道端へと
道端死体劇場
ふたりの恋は永遠に実らない!
『あぁかわいそうなエットリオ
身勝手な乙女によって
ハッピーエンドに到達できなかった
人びとは少女を追放したが
ロミジュとエットリオだけは
かわいそうかわいそうと
涙されたのだ』
アナザー
アナザー
アナザー!
アナザー
アナザー
アナザーワン!
しかし乙女は踊る
異国の王子に見初められ
いつのまにやらお姫様さ
そんなもんさ
王子とお姫様
ふたりはくるくる
身勝手の上で踊る
アナザーワン:ロミジュとエットリオ
とにかく、蛇足と言えるほど長いものを。
それがテーマです。
辟易とせず見てもらえればありがたいのですが。
創作者なんてのはいずれも身勝手なもので、誰かの模倣を自分のものと言い張ったり、評価されなくても作品の良し悪しではなく別のものが原因だと思い込んだり。
でも、実はそうじゃなきゃ創作者たりえなくて、すべからく創作者は自己チューたるべきなのやも知れません。
まぁ、せめて『模倣』じゃなくて『影響をうけてる』と胸を張って言えるくらいのオリジナリティは必要ですけど。
『アナザーワン』に特に意味はない、かな。
Queenの楽曲、Another One Bites The Dustに影響されました。
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