後ろ向きのヘルメット
苦いタバコの味と灼けた藍色の夢に触れた
「嘘はやめたの、あなたは微笑むから」
歪んだままのあたしを見つけて


騒ぎ出したばっかりの春と揺れるサイレン 
ねぇこんなフラフラな夜はくだらないよ
朝焼けは身勝手だったけど別に愛嬌もないし
もうそんな後悔は捨てて宙を舞う

消えてたヘルメット
苦いタバコの味と灼けた藍色の夢に触れた
記憶に溺れて夕立のなか叫んだ
あたしはどこ?

嗚呼 泣き出した空の向こう
暗い夏をそっと染めて
そう終わりにしよう 一人 苦い花束を添えて
逃げてった真夏の跡
もう知ってたのきっと
微笑みを飲み込んだ


ほら通り抜ける街の色があたしを睨んで
そう光のないカリカチュアと憂いを食む


嗚呼 泣き出した空の向こう
暗い夏をそっと染めて
そう終わりにしよう 一人 苦い花束を添えて
広がった朝が ほら笑ってたんだ 分かったの
きっと春のように溶けゆき流れて 
終わりにしよう 二人 苦い花に愛は消えて
死んでった真夏の最後
もう知ってたのきっと
木洩れ日を飲み込んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夕立に泳ぐシトロン 歌詞

閲覧数:130

投稿日:2022/01/15 18:46:25

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

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