空風に揺れる窓
暗がりで憧れる苔
ドクダミに垂れた朝露が
砂地へと落ちて跳ねた
廊下のホコリに映ったのは
遠い遠い 過去と斜陽
ひび割れた壁に染みついた
私たちの幼少期
黒板の夢語り 傷だらけのビニル
軋む椅子の音 古びた教科書
かつて"わたし"だった私はこの場所で
懐かしさとともにシミになった
"わたし"じゃなくなった私は
無情な無常に泣いていた
一方通行の時間軸
破れかけの黒いカーテン
煤だらけの炭焼き小屋と
甘酸っぱい桑の実
ガーゼを貼った痛い想い
カサブタにしまい込んだ
色々あったはずなのに
思い出せない、思い出せない
砂粒に消えた 昔々の
褪せるはずのない 記憶と記録
かつて"わたし"だった私はこの場所で
汚い文字を懸命に書いていた
"わたし"じゃなくなった私は
消しゴムで歪に掻き消された
彷徨っていれば見つかるかな?
馬鹿騒ぎしていた友と師は
夕暮れの光に飲み込まれて
幼い笑い声がする気がした
かつて"わたし"だった私はこの場所で
有限の四季の中で息をした
"わたし"を卒業した現在(いま)の私は
訪れる次の春を憂いていた
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出来立てオスカル
6.
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時給310円
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刺激的な語り口で毒は忍び込み
耳を誑かしてゆくよ...Cashmere

出来立てオスカル
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今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲

時給310円
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毒毒と色を増す密圧は栓を産み溝に流れない
軋轢は間へと気づけない違いに変異し裂けてゆくほどに
勘違いからずれた抑圧に耐えきれず破綻するでしょう
密室はひたひたに水蒸気噎せ返る乾ききれない症状
刻々と混ざり合う一線を画したい濃度へと到るまで
目前の大凡...浴槽は満たされた

出来立てオスカル
廃墟の国のアリス
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BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
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曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス

まふまふ
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