A
気付けば 列車の中で
ぽつんと 一人 白昼夢 見ていた
行き先 すらわからずに
ガタンと 不安を両手に抱えて

B
望まれた 旅だった
望まれて 旅立った
それなのに 切符も ぼやけてる

S
終着駅が 知りたいだけなんだ
ドナドナと 喚くことも出来なくて
洗濯物も 取り込めないからさ
グラグラと おぼつかない両足で


A
夜明けも 夕日も過ぎて
ぽつんと 雨が 窓の外濡らした
いつまでここにいるのか
自問と 自答を繰り返し唱えて

B
乗客は 一人だけ
始まりも 途絶えてる
流れてく 時間に 囚われて

S
乗り換え方も 知らないまま眠る
夜な夜なと 悪い夢が取り憑いて
やりたいことも 思いつかないから
カラカラと 枯れた喉に絡まって


S
終着駅が 知りたいだけなんだ
やりたいことも思いつかないから

歩き方すら 忘れてしまってさ
フラフラと 繋ぐように 進んでく
生きたいかすら わからないんだけど
カラカラと 乾く喉が泣いている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

終着駅

人生について。

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投稿日:2023/05/19 22:32:22

文字数:427文字

カテゴリ:歌詞

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