泣いてら
斜陽が塗る昇降口
響くタイルと画鋲の音
チャイムが伴奏みたい

そういや思い出した
油性のマジックで
新品の上履きとか
ちょっと汚したいんでした

はい先生 わたしなんです
わたしなんです だって
だって だって見て!ほら!
あの口の形なんかもう
食べてしまいたい

そうです わたしなんです
知らなかった?えぇそうでしょう
どこまでもつきそいます
わたしは保健委員なので


大丈夫?どこか痛い?
「大丈夫・痛くないよ」
本当はどこか痛むのでしょう?
「本当はとても痛い・辛い」

吐露する君から滴った
甘い蜜で誂えたタルト・タタン
わたしでいいんですか
黄身をつまんで持ち上げて
つついちゃお

あーあー
情けないね 情けないね
待って待って!勿体ないよ
輸液バッグに詰めて
眺めたりしようよ
ロッカーは大惨事 お片付け手伝ってあげる
だめだよ そんな顔見せないで
我慢できなくなっちゃうよ

触れてみたいな 傷口
これは消毒 必要な処置だから
ちょっと痛いかも 痕が残っちゃうかも
私のせいだよね 一生許さなくていいよ

はい先生 わたしなんです
わたしなんです だって
だって だって見て!ほら!
私が切って縫ったとこ
めちゃくちゃかわいくない?
そうです わたしなんです
知らなかった?えぇそうでしょう
どこまでもつきそいます
わたしが保健委員なので

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

サイコメディック

The VOCALOID Collection 2025 Winter TOP100を制する曲の歌詞です。

閲覧数:58

投稿日:2025/02/19 18:46:58

文字数:585文字

カテゴリ:歌詞

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