きっと目を開けたら、今までのは夢。とってもリアルな夢。痛かったのは、きっとベットから落ちたから。
  きっとまた学校へ行って、今まで通りにすごすの。
 朝ご飯を食べて、学校行って、ノートを黒くして、家に帰ってくる。
 いつかこの夢は、忘れてしまうの。
 せっかく、おとぎ話のヒロインに、なれそうだったのに・・・。

 な~んてことは、私の思い過ごしだったらしい。
 目が覚めたら、私はまだムーンライトにいた。
 暗い。どうやら、ムーンライトには朝も朝焼けも夕方もないらしい。
 ちょっと月が欠けた以外、変哲のない夜空が窓から見える。
「おはよ。」
おはよ、なの?これで?チシヤだけでなく、レン君にも言われたから、おはよ。なのかな~?
 でもおはよって、昇ったばっかの太陽の下で、言うものじゃないの?
「リンが呼んでたよ。」
マジで?なんだろ~。
「なんて?」
「買い物、一緒にいこ。だって。」
買い物か~。そう言えば、しばらく家族以外で、誰かと買い物行ってないなぁ~。
 よ~し張り切るぞ~!
 ありがと~、レン君!いってきま~す!

 「ホウキ、乗りたいなぁ~。」
え?え?あって早々、それぇ~?ホウキは持ってきてるけど、飛んだことないよ。私、一応人間だよ。魔法使いなんて、設定だけだよ。魔力なんて・・・ないはずだよ。
「ぇ~とぉ~・・・。ちょっと、一人で・・・飛んでみるね。」
飛べないと思うけどね。
 と・・・とりあえず、ホウキにまたがって・・・、どうするの?集中・・・すればどうにかなる?
《大丈夫。あなたは私だから、飛べる。》
え?リンちゃん?・・・じゃない。頭に響く・・・この声・・・。懐かしい?いや、きいたこと・・・ない・・・よね?
《トベ》
ん?風?きゃぁぁぁ!う、浮いてる~!!
「飛べるじゃん。」
やっぱ私・・・、飛んでるんだ・・・。
 あっ!リンちゃん、後ろ乗らないで!
 う、うまく運転(?)出来ないよ!
《私がサポート、するから。》
サポートするつったて、あんたどこいんのよ!だれなのよ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

不思議の国のアリスは、救世主!?  5話

うp、遅れてスミマセン。

~==次回予告==~
霊:コンニチワみなさん!あけましておめでとう、みなさん!
  ひさしぶり、みなさん!
  霊語スープですよ!覚えていますか?
  最近ね~、ヒマがなくて~。
  正月あったし、冬休みの宿題たまってるし、家事もあるし・・・。
  あぁ~、やっぱりパソコンはいいなぁ~。
アリス(以下ア):あぁ~、ウルサイ。
霊:!!その声は!アリスちゃん!
  なぜ帰ってきた!
ア:前、私の方がいいって言ってたんでしょ。
霊:そうですけどぉ~。まさか、本当にくるとは・・・。
ア:私、しってんだから。ここにこれなかったのは、上のあれもあるみたい
  だけど、本当はゲームやっててくるのがめ
霊:わぁわぁわぁわぁ!
ア:ウルサイ。事実でしょ。
霊:そういうの、言わない!アリスちょっと冷たい!いや、すんごく!
ア:あんたが悪いんでしょ。
霊:ムカッ
  次回、『不思議の国のアリスは、救世主!?』お楽しみに!

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投稿日:2009/01/13 11:32:02

文字数:859文字

カテゴリ:小説

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