ひいふうみいよ、と 偽って
さあ咲かせましょ 艶やかに
貴方が植えた 小さな芽
狂い咲き香る 虚ろの華



水をあげましょ ひたひたと
甘い甘ぁい、 毒入りの。
絢爛豪華に 着飾って
くるり、くるりと 歌います

ひ弱で純粋な 夢の種
現の果てに 置き去って
咲くことないなら 永遠に
ああ 貴方よ 目覚めないで

ひいふうみいよ、と 偽って
さあ咲かせましょ 艶やかに
貴方が植えた 小さな芽
狂い咲き香る 徒の華


水をあげましょ からからと
苦い苦ぁい、 真実の
襤褸を纏って ゆらゆらと
狂い、暗いと 歌います

ひ弱で純粋な 夢の種
現の果てで 芽を吹いた
咲くことはないと 打ち捨てた
ああ お願い 目覚めないで

ひいふうみいよ、と 偽って
さあ切り捨てましょ 潔く
貴方が植えた 小さな芽
息も絶え絶え 毒塗れ


もう手遅れなら 微笑んで
そのまま静かに 息を止めて

ああ、お願い、目覚めないで
ああ、お願い、目覚めないで。

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徒花(アダバナ)

咲くことも実ることも
手が届くことも手に入れることも
どれもかなわないなら
芽吹くことなく沈んでいて。

という歌詞。「前のバージョン」でひらがな表記。

閲覧数:285

投稿日:2011/09/30 00:04:08

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

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