君が思うよりもずっと
 私は君を見ていた

 横顔にかかる前髪をいじる癖も
 暇な時指をいじる癖も 全部
 目に焼き付いていて
 心臓が痛くなるくらい、心に響いている


 君が思うよりもずっと
 私は君を知ってる

 意外なことに左利きなことも
 めんどくさがりなのか消しゴムを使わないことも
 記憶に焼き付いていて
 目を瞑れば思い出すくらい、君を見ていた


 なんで知ってるの?
 不思議がる君は知らない
 私がずっと、右にいる君を見ていたこと

 席替えまでの1か月と、半分。
 私がずっと、君の左側で痛い胸を抑えていたこと


 きっと、この時が過ぎれば君は私を忘れる
 私が思うよりずっと、君は私を知らないだろうから
 きっと、何があっても君を私は忘れられない
 君が思うよりずっと、私は君を見ていたのだから


 席替えまでの1か月と、半分。
 君の左側で 私は痛む胸を抑える
 その痛みの名はきっと
 私も君も、知らない方がいいから

 
 卒業までの3か月。
 君の後ろで 私は声を飲み込む
 まだ早いけど、いつかきっと
 私は君に、大好きだと笑えるから

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1か月半と3か月

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投稿日:2022/11/15 14:35:14

文字数:488文字

カテゴリ:歌詞

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