花開いた
またこの季節は訪れ
風が吹いた
あの声はまだ変わらないまま
今日も歌えているのかな
教会裏の花畑に斜陽
影は伸びて深まって消える
僕はここに居る
君の奏でた六弦の音が
心に焼き付いて離れなくて
追いかけても追いかけても
追いつかなくて
君は遠くボヤけた空の彼方の向こう
二度と帰らないだろう もう会えない
でも暖かく強い風が吹くその度
また思い出してしまうんだ
何の意味もないのに
桜咲いて散る
この感情もすぐになくなるだろう
桜咲いて散る
繰り返してしまうよ
感情の淀みすら
拾いすぎて零れ落ちたんだ
大事なことから忘れていくよ
君はここに居た
聴こえていますか それはまるで
宛名を書き忘れた贈り物
どんなに声を荒げても
自分に返る
僕はこの場所でずっと待ち続けた
きっと本当は見つけてほしくて待っていた
鬼が不在のかくれんぼをやっているみたいな
終わることのない苦しみに甘んじていた
君は遠くボヤけた空の彼方の向こう
二度と帰らないだろう もう会えない
でも暖かく強い風が吹くその度
また思い出してしまうんだ
何の意味もないのに
季節が巡りまた花が開いて
いつか全部許せたのなら
また君に会えるかな
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