おばあちゃん。
もう私を誰だかわからなくなって
ひとりで病院の窓の外を見ているの。

おばあちゃん。
浅草の雷おこしが好きだって
お土産買ってくと
いつも嬉しそうに食べてたのにね。

なかなか帰れなくてごめんね
なんて言い訳
ホントは
おばあちゃんの小さな背中
見るのが怖くて

ああ
おばあちゃんが私を忘れてしまったの。
ああ
おばあちゃんがみんなを忘れてしまったの。

少しだけ怖くて
優しかったおばあちゃん

おばあちゃん。
もう私を誰だかわからなくなって
ひとりで病院の窓の外を見ているの。

ライセンス

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おばあちゃんの忘れんぼ

おばあちゃんのうた。

閲覧数:130

投稿日:2016/09/14 07:14:57

文字数:249文字

カテゴリ:歌詞

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