いつの間にやら薄まる季節と煙管の煙
空蝉すらも失くした夏がゆく

川に鳥のサントラ
風流にアンテナを

咲き誇る花に現像
枯れ木にシーズニングを

失われていく
四季折々を時間に喰われないようにするべく
走る揺りかごの窓で構えて
渡る世間も千鳥足で踊りながら鼻歌
ピースサインの撫子を 切り取る愚

(こうして季節は少しずつ失われていく
でも、それじゃあ面白くないでしょう)

2000年前から
此処に謳われ続く 風の音 明けた夜の色彩よ
人間が過去に攫われても
春夏秋冬を謳い続けるために ちょっとワルでいよう
突然襲うシャッターチャンス 夢の跡

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

兵たちの夢の跡

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投稿日:2024/11/11 00:10:56

文字数:276文字

カテゴリ:歌詞

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