まだ僕は小さいからと
教えてはもらえなかった
窓際で空を眺めて
来ない君 待ち続けてた

何して遊ぼうかな
今日は雨降りだから
ゲームでもしようかな
君に選ばせよう

またねと手を振ってた
遠い夕陽の影
次の約束はずっと
果たされないままで


少しずつ年を重ねて
あの時に大人が言った
曖昧な言葉の意味が
なんとなくわかりはじめた

今度の休みにでも
花を手に会いに行こう
伝えたい言葉はもう
届かないままだけど

顔も覚えてないのに
名前は忘れない
何でもないような日々は
確かにそこにあった


愛も恋も知らなかった
幼過ぎた時代に
君がとても大切だった
ずっと一緒にいたかった


またねと手を振ってる
君の夢を見た
夕陽を背に受けて
顔は見えなかったけど

もしも伝わるのなら
僕は何を話そう
またあの日のように
君の名をつぶやいた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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紫丁香花

閲覧数:272

投稿日:2013/02/20 01:03:44

文字数:371文字

カテゴリ:歌詞

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