私は生まれたて。
新人で、年齢的には姉かもしれないけれど実質は妹以下。
どうしたら追いつけるのか
凄く考えてみた。

・・・けれどわからない。

ただ歌を歌えば良いって事じゃない。
判ってる。

だけど。だけど。

「あれ?ルカ。どうしたのー?そんなに悩んだ顔して。」
「あ、メイコさん。いえ、ちょっと…」
「なに?【どうしたら歌上達するか。】とか?」
「・・・はい。」
「え?そんなコト悩んでたの?」
「だって、私はまだまだ何にも出来なくて…」
――苦しくなる。
「『何も出来ない?』何言ってるの。
  何も出来ないこんな可愛い子いないわ。」
「そんな…事無いです。」
―そんな可愛くは…無い。クールとは言われるけど。
「全く。謙遜して…実力は後からつけたって良いの。
  そうね・・・まずは笑顔でいなさい。」
「笑顔…ですか?」
「ええ。ほら、ミクやリン、レン。カイトみたいに。」
―確かに、楽しそう。
「・・・。」
―関係、あるのかしら。
「歌とあんまり関係ないと思うでしょ。」
「え…いや…」
「いろんなことが【楽しい】って思えれば、きっとうまくいく。」
「美味く…いますか。」
「字が違う気がするけど。まぁ、良いわ。
 そう。何事も初心忘るるべからず。
 その気持ちでいられれば、きっと楽しくいくから。」
「そうですか。巧くいきますか。」
「私も、皆もきっとそんな風に乗り越えてきたんだと思うよ。そうゆう悩み。」
―・・・もう字が違うことに突っ込めないけど。
それでもそんなことよりも大事なことを私はこの子に伝えられたかしら。
「・・・【楽しむ】ですか。ありがとうございます。」
ふわっ
―小さな花が咲いたような。そんな。
「笑うと可愛いじゃない。」

――そんな事は皆が考えた。悩んで、今も何処かで悩んで。
   でも、歌うことが好きな私達だから。

結論なんか出なくても、楽しいと言えるんだろう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

考え事。

今回は、ルカさんを前面に押し出してみました。
作者はメイコさんが好きなようです。でも、話は書けないようです。
「畜生。僕だって、愛情はてんこ盛りのつもりなんだよ!おかわりも受け付けちゃうんだよ!」
まぁ、今回は悩みの話。ボカロの皆さんはこんな風にウジウジ考えててもやさしい答えをくれそうです。
もっと素敵な優しい答えを。(ぇ

もっと見る

閲覧数:156

投稿日:2009/04/24 01:29:28

文字数:805文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

  • 関連する動画0

  • 氷雨=*Fortuna†

    氷雨=*Fortuna†

    ご意見・ご感想

    良いですね……こういう話。
    私の歪んだ心(汗)が癒されました。

    後、しみじみ読んでる途中で
    まさかのルカの誤字に吹きました(笑)。

    2009/04/24 03:20:10

オススメ作品

クリップボードにコピーしました