M「カイト、マフラーどうしたの?」
K「無くなっちゃった。」

いつもどんな季節も欠かさずしていたカイトのマフラーがある日突然無くなってしまった。
マフラーをしていない時のカイトを見るのはメイコでも初めてだったらしく、少し驚いていた。

M「どこで無くしたの?」
K「いや、ちゃんとベッドの横に置いてあったはずなんだけど、朝覚めたら無くなっちゃってたんだよ。」
M「リン達に聞いてみた?」
K「聞いてみたけど知らないって。」
M「ミクやルカには?」
K「二人も知らないって。何で無くなったんだろ?」
M「私も知らないわ。っていうか、クリスマス前にマフラーが無くなるだなんて、何か面白い話ね。」
K「何で?」
M「ほら、あわてんぼうのサンタクロースの歌あるでしょ?まさか本当に来ちゃって、そんでもって寒いこともあってカイトのマフラーを借りていっちゃったんじゃないのかなとか想像しちゃって。」
K「まさか~。サンタさんなんていないんだからありっこないよ。」
M「あれ、以外に夢が無いのね。」
K「半信半疑ってとこかな。」
M「ふ~ん。私は今でも信じてたりするけどな~。」
K「へぇー。にしてもどうしようかな・・・。新しいの買おうかな・・・。」

一方ミク達は別の部屋で集まってそのマフラーのことで話をしていた。

ミ「ホントにやってないのね?」
R「やってないってば。」
L「今やったらプレゼント貰えないじゃん。」
ル「じゃあ盗まれたとか?」
ミ「盗むって、ファンの人とか?」
R「怖ぇw」
L「でも俺らの時とミク姉の時一回あったよなw」
R「あったあったw」
ル「え?初耳。」
R「えーっとね、カイトと同じように私達はリボンとネクタイ、ミク姉は髪止めを盗まれちゃったんだよ。」
ル「まあ、そんなことが。」
L「今年はルカも同じ目に会うかもしれないなww」
ル「じゃあ鍵でもかけとこうかな。」
ミ「あ、それ良い考え!!」
R「その考え頂きぃ♪」
ル「∑っ」
L「って、いつの間にか話しずれてるしっ!!」

そんなこんなでクリスマス前夜。

R「所でマフラー見つかった~?」
K「全く。」
L「まいったな。」
M「もう新しいの買った方がいいかもね。」
K「結構気にいってたんだけどな~。」

その次の日の夜。リンとレンは自分たちの誕生日が近いこともあり、超ウキウキ気分でもあってか中々寝つけず夜更かししてしまっていた。

ミ「もう寝た方がいいよ~。」
R・L「寝れません。」
ミ「プレゼント貰えなくても知らないからね~。」
R・L「それは嫌だっ。」
ミ「じゃあ寝なよww」

中々寝ない二人がゲームをしている音でうつらうつら起きてしまったミクが言った。でも言ったあとまたすぐに眠ってしまった。

L「・・・・眠くない。」
R「ね。もうこうなったらサンタさんが来るのを待ち伏せしようか。」
L「ついでに一回だけカイトの部屋も確認してみようか。」
R「あぁ、マフラーが戻ってきたかどうか?」
L「そうそう。」
R「オッケー。」

ということで朝になるまで二人は自分たちの部屋でサンタを待ち伏せした。捕まえるためにベッドにはデカイぬいぐるみを潜ませて、二人はベッドの下に隠れた。
しかし中々来ないので飽きてしまった二人はカイトの部屋へ行くことにした。
静かに少しだけドアを開けると中にはミノムシのようにベッドでくるんで寝ているカイトの姿が見えた。
同時に、ベッドの横にもう一人見覚えのある姿も見えた。

「ごめんなさいね。間違えて早く来てしまったことに慌てちゃって、自分のと間違えて勝手にマフラーを持って行ってしまって。」

そう、それは間違いないサンタクロースだった。その姿は部屋が暗くて見えづらかったが、太った身体、蓄えた長い髭、背中の大きな袋、そしてシルエットになっているがお馴染みの格好が証拠だ。

「これはお詫びだよ。君はいつも良い子だからね。そのまま皆を大切にするんだよ。」

カイトに話しかけるようにしていた態勢を真っ直ぐにすると、顔がこちらを向いた。隙間から見ていた二人はドキっとした。

「このことは誰にも言っちゃだめだよ♪」

シー、と素振りを見せてからサンタは窓からトナカイが待つソリに乗ると、鈴を鳴らして行ってしまった。

R・L「・・・・・。」
L「寝よっか。」
R「うん。」

二人はそのままドアを閉めて、自分たちの部屋に戻って遅い眠りについた。

そしてその朝。

K「ぁああああああ!!!」

朝から驚くほど大きな声で叫ぶ声で皆が目を覚まし――リンとレンでさえも飛び起きるほど――急いでカイトの部屋へ向かった。

M「どうしたの!?」
K「めーちゃん!皆、見てよ!!俺のマフラーが戻ってきたんだよ!!」

リンとレンは少し笑って互いに見合わせたが、他は現場を見ていないので何故そんなことが起きたのか分からなかった。

K「わぁ~、マイマフラー♪よく戻ってきてくれた~~!!」

そういうとすぐに首に巻いた。

K「あぁ、落ち着く・・。これからは寝る時もしてようっと。」

首締まるよ、何ていう突っ込みはもういいとして、皆もカイトのいつもの笑顔と慣れたそのマフラー姿が戻ってきたことで嬉しそうだった。

ちなみにカイトが貰ったプレゼントはというと、内緒にされてしまって誰も分からないという。
それからリンとレンにプレゼントが来てないかというと、実は二人が寝たあの後にまた来てくれたらしくちゃんと置いて行ってくれていた。

貰えたプレゼントの中身はあなたの御想像にお任せします☆

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

マイマフラー

K「サンタさんってホントにいるんだね!」
M「そうよ、いるのよ♪」
そこへふと寒い風が吹き込んでくる。
ミ「ふぃっくしゅん!寒っ!!ってか、雪降ってる!!」
R「おお、じゃあ早速行くどー!!」
一同「おおー!」
そして個人戦の雪合戦をし始めたんですが、
誰が一番あてられたかなんて言わなくても分かりますよねww
いや、もしかしたら予想外のことも・・・なんて(何が言いたい?

あともう少しで冬休みになりますね。
クリスマスも近いですね。
リンレンの誕生日も近いですね。
マフラー暖かいです。
という所からこんな話を思いついたという。

書いてて楽しかったです。
長いのにここまで読んでくれた方に感謝です。

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閲覧数:192

投稿日:2009/12/19 04:32:42

文字数:2,299文字

カテゴリ:小説

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  • なっ

    なっ

    ご意見・ご感想

    めっちゃ面白かったです!!
    夢のある素敵なお話ですね!

    リンレンが元気いっぱいで可愛いですvV

    話の作り方がうまいです☆

    2009/12/19 10:54:20

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