※画面は戦争の写真をぼかし加工をしたものをブラしつつフラッシュみたいに表示。
※BGに銃声。
ミ父「無様だな」
あ父「お互い様さ」
※戦闘で廃墟となった街並みで、肩を貸しあいながら歩く二人の男性。
あ父「……もう止められないのか」
a 21世紀に入り、民族紛争が頻発。
ミ父「半ば集団ヒステリーだ。何をしても無駄だな」
あ父「人は、何を間違えたのだろう」
b 大国の財政難、貧民層の拡大。
ミ父「そもそもが間違いだった。原罪の結果がこれだ」
あ父「日本人の俺には分からない感覚だよ。それは」
c 市民の暴徒化、環境破壊。
ミ父「そうだったな……ここだ」
あ父「地下シェルターか」
d 世界が崩壊する予兆としては十分だった。
背景を黒に
SE:扉を開ける音
フェードインで地下施設の部屋の背景
あ父「生き残る手立てはあるのか?」
e 『メルクリウス』
ミ父「十分だ。今は体を休めろ」
あ父「了解した……なぁ」
f 『ラテン語で水星の意味。水星はギリシャ神話のヘルメスを表し、商業、牧畜、旅人、盗みを司り、嘘と交渉術の巧みな神であった。組織自体は神代より、その存在はあったとされ、様々な国の裏で手を回していた。活動理念は「人間による秩序の存続」であり、目的のためには殺人、戦争もやむなしとしている。
加入するか否かは思想適正と本人の意思によってなされる。
諸外国の政府に圧力をかけることができるほどの権威ある組織である。』
ミ父「どうした?」
あ父「もう、人間は手遅れじゃないだろうか?」
g 理想と手段
ミ父「そうならならないために、我々が在るのだ。違うか?」
あ父「だが、限界も見え始めている」
h 理論の超越
ミ父「……まだ手はあるはずだ。帰るべき場所もある」
あ父「守らないといけないものも、な」
i 決意の礎
ミ父「この世界を、次の世代に繋げるべきなのだ。なんとしても」
背景を黒に
j 2012年5月――
あ父「ああ、零に帰することだけは防ぐ。その為の手段を――」
k 日本は、零になる
SE:音声遮断のノイズ。砂あらし音。
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それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
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