細かい雨だれの音がパチパチと騒がしいなって
まぶたを開けると手のひらサイズの泡があって
寝ぼけたままプカプカ浮かんでいるのに気付いて
しばらくしてからソーダ水の中だって知った
細かな泡が浮かんで弾けてぱちぱちぱちり
眠気の覚めない頭の中はうにうにうにに
どうしてどうなってなんでとかも面倒で
少し騒がしいけどそれなりに心地良い
ストローが差し込まれて水面は下降
氷が継ぎ足されて水面は上昇
忙しい弾ける水中サーカスは微妙
私の意識まで泡になって飛んでいきそう
大きな雨粒のようなポロポロと忙しいなって
目尻から浮かぶ泡が上へと浮かんでいって
あくびもクシャミも泡になって消えていく
しばらくいる内に慣れてしまったみたいだ
透明な水が急に緑色でしゅわしゅわしゅわり
目の覚めるような色にドキドキドキリ
さくらんぼが落ちてきてメロンソーダ
アイスが乗せられてクリームソーダ
メロンの匂いに囲まれて無意識に軟化
バニラの匂いに包まれて危機感も低下
寂しい惨めな水中ステージは曖昧
私の記憶まで氷と一緒に融けていきそう
私の鼓動よりも大きな音だよパチパチ
私の呼吸よりも大きな泡だよパチパチ
私の頭の中みたいな真っ白アイスが
私の心の中みたいな真っ赤なさくらんぼ
誰が食べたって言うんだろ誰だろうね
大好きなあの子かな大嫌いなあの子かな
ストローをザクザク差し込まないで痛いってば
無闇に吸い続けないでかかとが吸い込まれそう
もう少し落ち着ける場所だと思ってたのに
結局忙しなく騒がしい泡の中水の中
もう一度眠ろうって目を閉じても泡の音
起きたらベッドで外は雨降りかかとはわんこのお口の中
しばらくシュワシュワ炭酸はもう良いやって
お気に入りの傘の下でミルクティー飲んでた
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