校舎を飛び出た俺は、あの人の姿を探す。
約束の場所はこの高校のどこか。約束の日は入学した今日。
「・・・先輩」
少し、不安になった。
もしかしたら彼女は、俺のことを忘れてしまっているかもしれない。
近くにあった木にもたれかかり、目だけは必死に彼女を探す。
鼓動が早くなる。
息苦しいのは、不安?それとも期待?
そんな気持ちはずっと続いた。
彼女の髪が、視界に入るまで。
「・・・ぁ」
小さな声は自分のものだった。
ポニーテールを揺らし、きょろきょろとしている彼女がそこにいたのだ。
「せんぱっ・・」
たまらず出した声はすぐ喉につかえて出なくなる。
そのかわりに聞こえたのは、聞き覚えのある男の声だった。
「みーくちゃん」
その男は彼女にうしろから抱きついた。
彼女は驚いた声で男の名前を呼んだ。
「カイトくん?!」
満足そうに笑う彼、カイトの顔は、やはり見覚えがあった。
カイトは先輩の耳に顔を近づける。
「ミクちゃんさぁ・・・」
小さい声は、俺のところまで届かなかった。
でも、それを聞いた先輩の顔は、みるみる赤くなっていった。
仲の良さそうな二人はまるで、
「・・・・俺のこと、忘れたんですか?」
恋人のようだった。
忘れずに持ってきた『答え』は、どこかに忘れてきたほうがよかったのでしょうか?
木の陰に、二人から隠れるようにはいって座り込んだ。
もう、帰るか。
何事もなかったようにさ、全部忘れたことにして。
・・・別に、女の子には困んないし。
これであなたが幸せなら、俺はあなたを忘れて見せるよ。
不意に後ろから声が聞こえた。
「あ、あの・・・」
木の後ろに隠れているようだ。
姿は見えない。
「鏡音くん、わ、私と一緒に帰ってください」
でも、ちゃんと ここ にいる。
「ねぇ、君は松崎さんだよね?」
「え・・・あ、はい!」
「でてきなよ」
   きっと忘れて見せるさ
「じゃあ、かえろっか」
     あなたのこと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

君へ5

夏休みほど忙しいものはないですね。
宿題が。
でもたのしかったー。
おわったー
・・・・宿題じゃなく夏休みが


なんだか自分でも何かいてるのか
わかんなくなってきました。
こんな昼ドラ的展開にしたかったんじゃないんだ!
普通のものを普通に始めて普通に終わらせるつもりだったんだ!
ただちょっとぼんやりしてたら・・・


・・・なんだかただの言い訳みたいに
なってきたんでやめます。

次っていつになってしまうんだろう。

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閲覧数:90

投稿日:2011/08/30 15:10:34

文字数:815文字

カテゴリ:小説

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