マーメイドは涙に沈む


声も涙も失って残ったものは　醜く笑う私の顔でした

私の声を奪ってよ　水面を越える　
資格なんていらないはずなのに
化け物になりたかったの　あまりに綺麗で　
満ちるように憧れてしまったの

「ねぇ世界さん」あなたの好物は　
「叫び」なんでしょう？　知っているのよ
料理番に興味はないけれど　
才能をもって生まれたようだ

君の代わりはきっといるだろう
今すぐに消えてしまっても　ねぇ明日には
誰かがそこに座っているだろう
泡になって宙に舞って消えれるのなら

記念日には「涙」をください
他にはいらないと誓えるくらいに
泣けないの　もう鳴けないよ
なんであなたが泣いてくれるの？

私に足があったなら　抱いてくれますか
強く　強く　その手で温めてよ
声も涙もあげるから　消える前には
あなたの影を食べさせてください

まわりと違うだけで　疎まれたり
仲間はずれにするくらいなら
目立たなくても　なんて思えなくて
陰口を聞く覚悟を　決めてみました

助けたのは「私」と言えずに
寄せる想いは　恨みに変わり
壊れゆく音を愛そうと
楽になろうと　願ってみたの

もうわかんないよ　わかんないよ　
わかんないなんてcant’ trust anyone
ねぇ気付いてよ　嫌いになる前にいじわるさん
わかんないの　わかんないの
わかんないもう知らないわ
誰かに叫びたくて

想われたいのに憎まれちゃって
ひたすら回って　さぁどうぞって
私にはもう後がないの
今さらに　愛してくれても
あなたが死んでも生きられる
そんなのは望んでいなかったの
ただとなりに

もうわかんないよ　わかんないよ　
わかんないなんてcant’ trust anyone
ねぇ気付いてよ　綺麗になる前にいじわるさん
わかんないの　わかんないの
わかんないもう知らないわ
誰かに叫びたくて

ねぇ好きになってごめんねって　空から見てるねって
あなたは幸せになってねAlways,forever
今度はあなたと同じ世界に落ちて
笑いあえたらいいな　「さよなら」