二人で歩き慣れた道を 今は独り歩いている
いつもの駅までが自棄(やけ)に遠く感じる

心に空いた穴はきっと 貴方が逝ったから
醒めない夢なんだと思わずにいられない

言葉にならない程の痛みが
暈を寒茜色に染めた
あの時みたいに話がしたいよ
馬鹿みたいな話を
泣いたとて出来やしない
貴方がいない世界で冬を待つ


貴方を忘れたくないけれど 時の流れは無情で
他人の死だって 埃の中埋れていく

腹の中に重い鉛が 沈んでるみたいだ
乾いて澄んだ空が今じゃもう詰まらない



滲んだ悲しみが零れて落ちた
何度だって願ってしまうんだ
貴方ともう一度話したいよ
時間も忘れるほど
嘆いたとて叶いやしない
紅葉が散った世界で春を待つ

どうせさ 未来なんて来ちゃうから
残酷な現実が 心臓を抉ったとしても
声も涙も枯れるまで
時化た(しけた)感情が凪ぐまで
今は思い出に縋らせて


憂いに 哀に 暮れたとしても
世界は移ろい続けていく
あの頃にはもう戻れないから



言葉にならない程の痛みを 抱えながらも
退屈な毎日は続いていくから
小さな幸せでも拾いながら 生きていくよ
貴方がいた世界で夏を待つ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

無感覚 / 初音ミク

オリジナル曲「無感覚」の歌詞です。

もっと見る

閲覧数:4,375

投稿日:2020/12/14 21:44:50

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました