たそかれに 風はゆく
水面(みなも)を撫で (月)影を乱す

残る香(か)は 花ばかり
月を眺め おもうばかり

面影 江(かわ)にうつろう
ぬくもりは 寂(しず)かさに うすれ消え
涙は 花にうつろう
染まる葉は 風のままに

遠き忘れじ君の笛の音が 風の声に途切れ
茉莉花の香(かおり)は白く 紅の色をおとす

夜の帳(とばり)にかかる柳月が 朽ちゆく葉を照らす
雁の声遠くかなしく ひとり袖を濡らす

面影 江(かわ)にうつろう
ぬくもりは 寂(しず)かさに うすれ消え
涙は 花にうつろう
染まる葉は 風のままに

遠き忘れじ君の 笛の音が 風の声に途切れ
茉莉花の香(かおり)は白く 紅の色をおとす

雁の声遠くかなしく ひとり袖を濡らす

今や忘れし君の 笛の音よ 十六夜(いざよい)月の下
奏でる琴 音そわせて
東へ流そう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

月西江 和訳byまちこ

solpiさんの「月西江」を和訳して、日本語verを書いてみました。
おさめきれなかったので、繰り返し部分の最後のサビだけ、歌詞を増やしました。
出来るだけ原曲に近い内容になるよう努めましたが、翻訳の段階で間違っている可能性大。
古典の雰囲気を出したかったので、古文の技法を取り入れようと奮闘した跡が各所に見られるはずです。

閲覧数:264

投稿日:2012/08/05 17:31:07

文字数:368文字

カテゴリ:歌詞

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