その感情の色は
張り裂けそうな青でした
あの日君が泣いてた
屋上前の階段が
キラキラ光って見えて
僕は見惚れていた
蝉の声が遠く聞こえた
夏の眩しさが肌に響いた
衣替えの服の白が儚く
立ち去ることができなかった
夏崩れ 昼日中
ただよう青の匂い
こもった熱にクラリとして
僕は意気地なしでいた
それは下手な言い訳
赤いまなじりを見つめてた
その感情の色は
張り裂けそうな青でした
過る顔が消えない
頬杖窓辺あの記憶
前髪しならす雨に
涙重ねたんだ
温い風が廊下辿った
影の形がやけに切なく
君の背中越しの声が明るい
散りゆく前の花みたいな
夏崩れ 夕たずみ
ひらめく藍の襟が
魔物の様に香りを撒き
僕は誘われたように
じっと視線捕られて
どこか気まずくてすぐ逸らす
この感情の色は
張り付きそうな藍でした
藍は青より青し
桔梗の花が泣いてる
夏崩れ 青化粧
ただよう青の匂い
移った熱に喰らわれても
僕は意気地なしでいた
それは上手い逃げ道
雨の只中に佇んだ
その感傷の色は
張り裂けそうな青でした
張り裂けてった青でした
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