荒物町のゥ染屋の娘、姉と妹と並べて見ィたら、
姉はすかない朝顔のゥ花、妹今咲く白菊のゥ花
姉にゃ少しも望みはなァいが妹欲しさに御立願(ごりょがん)掛けて
一に岩船お地蔵さまァよ
二には新潟白山さァまよ
三に讃岐の金比羅さァまよ
四には信濃の善光寺さァまよ
五に呉天の若宮さァまよ
六には六角の観音さァまよ
七ツ七尾の天神さァまよ
八ツ八幡(やわた)の八幡(はちまん)さァまよ
九には熊野の権現さァまよ
十で所の色神さァまよ
掛けた御立願かなわぬけぇれば前の小川に身を投げ捨てて
三十三尋の大蛇となァりて
水を流して
くるりくるりと巻きやァれ、やんれェ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

荒物町の染屋の娘■歌詞

古典からの抜粋です

閲覧数:196

投稿日:2010/07/05 01:21:50

文字数:275文字

カテゴリ:歌詞

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