「ハートの行方」
思いがけない突然の出会いから
瞬間、虹色にキャンバスを埋める
変わらない日常に流れた風は
大きな波を立てていた
知らない何かが触れた この胸のリズムを
この不整脈をどうしたらいいのだろう?
とめどなく溢れる 曖昧なこの気持ちは
どうにかなりそうな心に沈んでいった
どんなに考えても 答えが見つからないハートの行方は
ほろ苦い香りを残していた
「この人物の気持ちを書け」なんて
そんなふうに簡単に読み解けたらな
近くて遠いその微妙な距離感は
知恵の輪みたいに複雑だ
認めたくない けど止まらない気持ちを
あまのじゃくな嘘をどうしたらいいのだろう?
とめどなく溢れる わがままなこの想いが
どうにかなりそうな身体を赤く色づけた
揺れていた言葉の 結び目が解けたハートの行方は
微かな甘みを残していた
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