部屋の窓の外の激しい雨音
長く続いている、まだ雨雲離れず
真夜中の12時、部屋の明かり消し
ラジオを聴きながら明日は今日へと変わる

雨雲の取れない日々が続く中
気分は少しずつ憂鬱になっていく
そんな日々の中で私の見る夢
広がる青空に飴玉が落ちる

青空という当たり前の日常
なのに長い間それが見られない
だから夢の中にまでそれを求めて
そして覚めたくないの

青空の下の石畳を
歩いて訪れた駄菓子屋
そこに置いてあるニッケ飴を
手に取った時浮かぶ記憶

だけどその途中で
夢と消えていく

       *

夢から覚めた朝、今日も雨だった
そんな朝のテレビ、流れる天気予報
週間天気でも全部傘マーク
今日も傘を差した一日始まる

青空いっぱいの晴れの日は遠く
行きも帰りも傘手放せないまま
そんなある日帰りに立ち寄ったコンビニ
そこで偶然見つけた

あの夢に出てきた駄菓子屋の
ニッケ飴を見つけ手に取る
そしてそのニッケ飴を買って
それから家路へとついたの

今もまだ続くよ
空はアメモヨウ

   *       *

再び夢の中の青空の下
駄菓子屋に駆け込みニッケ飴を見る
夢と現実を繋いでいたニッケ飴
そして夢から覚めて

枕元に置いたニッケ飴
一粒摘まんで口に入れ
そしてまた今日も雨の中を
傘を差して私は歩く

そんな私の持つ
傘はアメモヨウ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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アメモヨウ

七音彩参加作品

閲覧数:115

投稿日:2016/11/23 17:35:20

文字数:578文字

カテゴリ:歌詞

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