凍れる木々は 朝日を謡い
夜明けを祝う 輪廻と共に
丘の上そびえる家
匣のなか育てられた娘はまだ
吹雪く街に祈るばかり
脈動裂き堕ちる風は荒れ狂う冬の邪神
やがて娘の耳に 『風花』 が囁く
「森の奥ぽかりとあく冷たい鏡のうろは
ランプを消しこころ閉ざす夜の帳
朱き君は透ける哀を清々たる明日に放ち
暗く褪せた雪の塵を焼き払うからね」
遮られた日を嘆く端正が手を掴み
視界遮る白の向こうへ!
まだらの隙間に霞むけもの道駆け出そう
この身宿る炎の血信じて
青白くこけた樹皮の群れの先
残響渦巻く窟へと
近付き一層ざらつくナイフも
[隣のあなたが私の体に
触れた部分からだんだん晴れてく]
反射は揺らぎたわむほら穴
欠片は黒を纏って消えない
吸われた朝は行方知れずで
答えを言うのは暮れた君だけ
「夜の謡を閉じた空のざわめきと共に為せ」 と
強まる闇
咲き誇る竜巻は散らされた花束
邪神は哭く 声を求める絶望は声にならず
「さあ謡おう炎の血の純情詩を」
光の許容量の限界を迎えて
『風花』 は音に消えるだろう
冬は溶けもう二度と訪れはしないなら
娘は謡う暴虐と夜の謡
小さな女神がその身を呪えば
満ち満ちた夜は地上侵し
確約の愛差し伸べられた指
『吹雪』 の望みと不器用な寒に回答し
言葉
「もう大丈夫よ」
朝の輝きと夜の冷たさは
吹き舞う明日を巡るでしょう
寂しさの継ぎ目音色で縫ったら
朱の血は夏が来るまで眠ろう
回り続ける日々を壊さぬよう
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