君と出会った ローカル線の駅で
僕は都会へ帰る 汽車を待ってる
青い空には 大きな雲が
僕らを見守る様 僕の答えを待ってる

どんな言葉さえ 君に伝えれば
いいのかわからず 汽車に乗り込んだ

花火を見上げた あの夜を思い出すよ
つないだ手のぬくもり 感じながら歩いた
さよなら夏の日 二人で過ごした季節
ひと夏の出来事は 季節と共に去って

君の姿はもうないけれど
心の1ページにこの夏を残そう

汽車がゆっくりと走り出すと
君は大きく手を振って 僕を送り出す
ひまわり畑 熱い太陽
見慣れた風景さえ いまは懐かしくて

遠く離れた 街へ戻るのと
自分に言い聞かせ 空を見あげてた

二人で走った 夕立の雨の中で
軒先でハンカチが 君の頬をなぞった
さよなら夏の日 二人で過ごした季節
秋を迎える風は 季節を過去へ変えて

君の姿はもうないけれど
心の1ページにこの夏を残そう

どんな思い出も明日の自分を
変えていくのだろう
風が君の街を 過去へ連れて行く
僕は明日へと進んで行く

君の最後の 涙の微笑みに
応える日がいつか 来ることを願い

二人で過ごした 幸せな時間さえも
夏の終わりとともに 静かに過去に変わり
さよなら夏の日 いつまでも忘れないよ
暮れる日の短さは 秋を告げてく合図

君の姿はもうないけれど
心の1ページにこの夏を残そう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

さよなら夏の日

「夏が終わってしまう切ない曲を」というなないろさんのリクエストで製作した曲です。
結城真梨奈さんの素敵なイラストをお借りしました。

Lyric/Music みるくかふぇ

閲覧数:107

投稿日:2022/04/18 21:34:49

文字数:577文字

カテゴリ:歌詞

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