花火色の花 夏の日差しを
ラムネの瓶に閉じ込めた
藍の夕立 錆びて鈍 バス停
ビー玉に映る景色
塗りかけの空 少し伸びた影
溶けて消えたかき氷
淡い 蒼い 青い 振り返ると 誰かが小さく手を振った
花火色の空 夏の星座を
ソーダの泡で散りばめた
風鈴の音 置き去りの宿題
金魚玉の遠く向う
描きかけ街 朽葉 向日葵
線香花火は水の中
淡い 蒼い 青い 瞳を閉じると 鮮やかに染まるあの景色
唐紅 溶けていく 紅桔梗 曖の風 藍の香で
いつまでもここにいるんだと思ってたんだ
忘れないよ 約束だよ 寂しげに笑う表情で
夢を見てる どうかお元気で
忘れないよ 覚えてるよ 温もりに満ちた情景は
二度とこない 鮮やかな夏の日
花火色の影 葵浴衣を
氷菓の中に浮かばせた
褪せた踏切 空を覗く団扇
針の止まった時計草
描きかけの街 空を向く蛇口
ゴムの切れた水風船
淡い 想い ほろり いかないでと 口を開かずに呟いた
唐紅 滲んでく まだ暮れない 紅碧 藍の香で
いつまでも影はふたつだと そう願ってた
忘れないよ 約束だよ 悲しげに笑う表情で
夢を見てる どうかお元気で
忘れないよ 覚えてるよ 冷たい温もりは残酷で
夢に見てる 鮮やかな夏の日
ビー玉が割れてはじけて 溢れだす 夏を彩った記憶が
会いたいと願う淡い想いが 夏の息に消えた
唐紅 消えてゆく 紺桔梗 哀の風 朧月
いつまでもここにいるんだと 思ってたんだ
忘れないよ 約束だよ 寂しげに笑う表情で
夢を見てる どうかお元気で
忘れないよ 覚えてるよ まだ響く声に涙して
手を振ったよ 鮮やかな夏の日
花火色の音 橙の燈を
水彩の夜空に浮かべた
星のあぜ道 ひとつだけの影
ひとしずくに映る景色
塗りかけの空 柴染 晩蟬
静かにふいた優しい風
淡い 想い ほろり またねとつげ 275日のかくれんぼ
彩夏
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