ゆっくり漕ぎ出した僕の小さな船は
静かな水面に音もなく進みだしたんだ

はじめは誰もが 海の真ん中で
向かう行き先もわからずに海流に任せた

いつの間にか君は 追い風を掴んで
水平線の彼方まで消えてしまっていた

僕はいつまでも風に乗れないまま
君がつけた白い波を眺めるだけだった

すべて遅すぎる 今更思ってみても
取り戻せない この距離は追いつけない

風があれば 白い帆を立てて
先を進む君のもとに追いつけるのに

風があれば 白い帆を立てて
君と語った夢に向かい また二人歩みだせるのに

振り返ってみれば 僕の後ろには
いつの間にか誰一人いなくなったんだ

変わらなきゃいけない プライドを捨てて
努力したんだと叫んでも 誰にも届かない

風が無いなら風のある場所まで 誰にも頼らず
一人で漕ぎ出せばいい

風があれば 白い帆を立てて
見えなくなりそうな君に 追いつけるのに

風よ強く 僕の船を推し給え
遠く走る君の元に 今すぐに追いつきたいんだ

過ぎた時間はもう取り戻せはしないと
君に(僕が)追いつくそのきっかけも失われたというのか?

風があれば 白い帆を立てて
見えなくなりそうな君に 追いつけるのに

風があれば 白い帆を立てて
掴みたい夢に向かって 漕ぎ出せるのに

風があれば白い帆を立てて
過去の自分を置き去りにして 未来へ歩みだせるのに

君がいるその先へと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

風があれば白い帆を立てて

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投稿日:2019/01/27 10:07:06

文字数:595文字

カテゴリ:歌詞

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