たたんととん ハコは電気でレイルの上を走っていて 僕はここで どろんどろんとまどろんでいる
たたんととん おかしいなと気がついたらそれが最後 やっぱそう どうやら迷い込んだみたいだ

2chやマトメさいとで おもしろおかしくおそろしく 書かれていたあの駅に ハコは向かっている
怖いな 怖いけど 瞼と瞼がキスをする 眠いな 眠いけど 脳髄がやばいって叫んでる
斜め前 座っていたサラリーマンは 服と荷物だけ残して消えてる 笑えない

この若干ヤバめの現状に ちょっぴり快感を覚えてる ドMな僕と罵って 神様よ
この若干ヤバめな状態に ちょっぴり幸せがご挨拶  笑い事じゃないと罵って 神様よ



たたんととん 都市伝説だって思っていたんだ 嘘だと 作り話だと、ね
たたんととん 自分の名前が思い出せないんだ 確かに あったはずなのにな

ハコの風景が歪んでいく おもしろおかしくおぞましく 何も聞こえやしない 死んとしている
怖いな 怖いけど 疲れが体温上げていく 眠いな 眠いけど 背筋がぞおっと凍りだす
ドア付近 転がってた缶ビール バグったみたいに歪んでる 笑えない

この若干ヤバめな自分に ちょっぴり面白がる自分 命知らずだと罵って 仏様よ
この若干ヤバめな自分に ちょっぴり恐れてる自分 諦めろよと罵って  仏様よ

ああ 駅が ついに 近づいてきた みたい ホーム がらんどうだ
笑えないよ ああ どうしよもないよ ああ ホーム ご覧どうだ?
ハコは僕を用無しと言わんばかり すぐに遠くへ走っていった
どうしよう どうしよう どうしよう どうしよう

この若干ヤバめな現状に わくわくしている してるんだ 神様仏様ごめんね 馬鹿なんだ
この若干ヤバめな状態に 立ち向かってみることにしたんだ 書いとけばよかった 遺書の一つ二つ


今日もどこかで ハコは ヒトを どこかに置き去りにして 何食わぬ顔で消える

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

とある都市伝説

どうしようもない危機こそ燃えるものです人間は。

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投稿日:2014/11/04 22:47:54

文字数:811文字

カテゴリ:歌詞

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