忘れてしまったら
全て楽になるの
流れた涙の行き先はまだ知らない
沢山の悲しみと沢山の楽しみが
二つ混ざったとしても
悲しい気持ちになる

溢れ出すこの想いが
君とは何か違くても
抜け殻のこの孤独を
あなたに知って欲しくて

土砂降りのように降り注ぐ
痛みに似た何かが
私を引っ張っていくけれど
目の前に君がいる
手を伸ばせば君がいる

忘れてしまったら
全て無かったの
吹き荒ぶ嵐に静けさはまだ訪れない
幾億の人達と幾億の願いが
いくつ叶ったところで
私は救われない

溢れ出すこの想いが
今にも張り裂けそうで
抜け殻に似た命を
あなたに見つけて欲しくて

愛憎の雨が降り注ぐ
嫉みに似た何かが
私の足を掴んで離さない
目の前が真っ暗で
手を伸ばせば空をきる

何度も救われた夢を見ていた
その度、君の顔を思い出す
あの頃、あの日々が二度と帰らない
嗚呼何度祈っても

土砂降りのように降り注ぐ
痛みに似た何かが
私の足を掴んで笑ってる
目の前にもう何も無い
手を伸ばして空に見る