雨上がりの道
東の空に架かった
虹を観ながら
夕日に照らされて
2人肩を並べて歩いた
夏の日の思い出
不器用な僕は気持ちを
上手く伝えることは出来ない
天真爛漫な君に振り回されながら
過ごす日々はとても楽しかった
何度やっても君は僕には
勝てなかったゲーム
人が苦手だった僕に
君は合わせてくれた
夜空に咲いた鮮やかな花は儚く散ってくよ
花火みたいに僕らの恋も終わるのかな
道端に咲いた一輪の花を「きれいだね」と
笑いあったあの日には戻れないんだね
初めて人を好きになった
それは君の笑顔に惚れたから
自分を表現できない僕の中で
大きく膨らんで弾けそうだ
何度も手を繋いで歩いた
夕暮れの道
君に出会えて僕は
変わることが出来たんだ
真っ暗な世界に大きな 大きな花が咲くよ
すぐに散っていくけれど、僕ら二人観てた
「いつか またここに帰って来よう」と指を切って
約束したあの夏には戻れなんだろう
あの道に咲いた花
今年も咲いてるよ
変わらない町並み
僕は独り歩いてる
隣にいた君
どこに行けば会えるかな
陽炎ように揺らめいた
夏の日の思い出も
君は忘れるんだろう
全てのものを失くして君は戻って来た
例え 一緒に歩いた雨上がりの道の事
手を繋いで寝転んだ丘 笑いあったゲームを
覚えていなくても約束が叶うなら
夜空に咲いた花ような無邪気な笑顔見て
花火みたいに僕らの恋は始まるよ
道端に咲いた一輪の花を「きれいだね」と
笑いあう思い出をまた作っていこう
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