吹き抜ける風が私を揺さぶる
擦り切れた心が破裂しそう
「あと少しもう少し勇気を出して」
優しい声が囁くの

疾走する虚しさに引きずられてる
ワケもなく泣きたくなる夕焼けは
禍々しすぎるのよ赤すぎるのよ
まだ眩しくてだから、ひとり夜を待つ

頭の奥で何かがうごめく
羽音を立てて体をかける
焦らせないでわかっているから
地獄なんて信じてないわ 怖くない

「ご機嫌よう、お手をさぁお姫様
粘ついた命のしがらみを 振り切って甘美なる闇の底まで
踏み出せばそこは楽園!」


ビルの屋上風は北へ南へ
ひしめく光 湿った息の音
鼻の奥が少しだけツンと痛む
止まない耳鳴りが誰かの声になる

劣等感とか馬鹿みたいだけど
抱えていくには重すぎるの
恥ずかしくて泣いてしまいそうよ
だってこんなに私 駄目だ、どうしよう

「ご機嫌よう、お手をさぁお姫様
躓いた足はもう切り捨てて 止まらない時間さえ捻じ曲げるような
輝けるそこは楽園!」

吹き抜ける風が私を揺さぶる
擦り切れた心が破裂しそう
「あと少しもう少し勇気を出して」
優しい声が背中に触れた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

少女と死神

使わせて頂きました

歌詞募集中!ロック調 10月31日締め切り 【初音ミクV3 オリジナル】/たかろんさん
http://piapro.jp/t/owI2

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投稿日:2013/10/26 22:24:43

文字数:468文字

カテゴリ:歌詞

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